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シティーシャドープロジェクトに参加した。べてるの家のビデオを上映した後グループワークを行ったが、精神疾患が「いのち」と「コトバ文化」との争いから引き起こされ、その後「いのちの声」に気付いた(擬似)患者さんが、生きていく為のエネルギーを取り戻していく過程を目の当たりにして、精神科医の神田橋條治先生がおっしゃっている「疾患が良くなる可能性は、疾患を作り出しているエネルギーの中にしかない」という話を再認識させられた。「いのちの声」に耳を傾けることができず、かといって「コトバ文化」にも溶け込むことのできない「ちゅうぶらりん」な状態の中で苦しんでいる人達に、いかに「いのちの声」に気付いてもらうことができるか。そこで、精神科医のできることは何なのか。これからじっくりと考えて行きたいと思う。
by k-naruwo
| 2004-07-12 00:44
| 日記
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