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今日外来で、自分の病気(IgA腎症)のことについて知るはずのない患者さんから突然「先生、腎臓大丈夫ですか?」と聞かれ、びっくりしました。 ご自身の病気について検索していたらここに辿り着き、プロフィールを読んですぐわかったとのことでした。いやぁ、鋭いですね・・・ その患者さんから「ところで、どうして招き猫なんですか?」という素朴な質問があったので、まずは私と招き猫について少しお話をしたいと思います。 大学5年時に、はじめて海外旅行(インドネシア)に行ったのですが、機内の雑誌に載っていた広告(確か金融関係だったような・・・)の招き猫の写真に、私の目は釘付けになりました。 「か・・・かわいい・・・」 当然ながらその雑誌は持ち帰り その写真を切り取り、額に飾るだけでは物足りず 「もっと、大きい姿を拝みたい」 と自ら筆を取り、写真と同じ絵を描くくらいの惚れ込みようでした。 更に当然の如く「写真と同じ招き猫を手に入れたい」と「愛情」は膨らんでいきました。ところが、どこへ行っても写真と同じ招き猫がないのです。方々の土産屋に置いてある招き猫を巡り、「違う」とはわかりながらも、ちょこちょこと招き猫の置物を買うようになりました。「こうも見つからないとなると、その広告の為だけに作られたものなのか?」「実物は一生拝めないのでは?」と、半分諦めていました。 そして7年の月日は流れ、昨年の7月、ネットでふと目にした画面に映っていたのが、なんと写真の招き猫!食い入るように写真の説明に目をやると、そこには「豪徳寺・招福猫児(まね“ぎ”ねこ)」と。「招き猫の発祥」とまでいわれるほどポピュラーな猫だったのです。そのくらい有名な招き猫を見つけ出すのに、随分と時間がかかってしまいました。 その週の週末には、私は引き寄せられるかのように、世田谷区豪徳寺へと向かっていました。そして7年の月日を経てやっと手に入れた愛しの招き猫が、トップの招き猫でございます。 そして現在、家の玄関は こんな感じになっており、訪れた方を呆れさせております。 ということで、質問の答えは「ただ好きだから」です。 ご要望にお答えしましたよ~。
by k-naruwo
| 2005-03-16 21:53
| エッセイ
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